574 ウェディング

57401 ウェディング 1〜2
出会いはお見合い1:08:52
 外交官のスンウと音大出身でコンサートホールで働くセナは、お見合いで出会う。お見合いの席でスンウはセナに「結婚で一書大事なことは何か」を尋ねるが、セナは答えられない。
裕福な家庭で何一つ不自由なく育ったお嬢様のセナと、それとはまったく違った環境で青ったスンウ。
環境の違いを感じながらも、小学校の頃に好きだった男の子に似ているスンウのことをセナは気に入るが、スンウは乗り気ではなかった。
実はスンウの心の中には幼なじみで家族のように育ってきた女性、ユンスの存在があったのだ。
さらにお見合いの裏には親や親戚が絡んだビジネス上の取り引きがあることがわかり…。
結婚とは何か、愛とは何か。2人の間の複雑な関係がスタートする−
プロポーズ1:12:48
 再会したスンウとセナ。ゲーテを愛し、中学校の先生がプロポーズのときに贈られたという詩をセナに教えるスンウに、セナは男性のトレンドファッションや料理が載っている雑誌を教えてあげた。
楽しいデートのはずが……、風邪を引いているにもかかわらずスンウとのデートに出かけたセナは、風邪をこじらせて倒れ込んでしまう。
スンウがセナの家で夜通し看病をしているところに、外出していたセナの両親が戻ってきた。
外交官であることなどスンウの条件を気に入ったセナの両親は、スンウの母親の元へ行き、強引に結婚の話を進めようとした。
そんな中、スンウはセナに心の中にいる他の女性の存在を告白する。
しかしセナの一途な気持ちに打たれ、惹かれていくスンウ。
そして、「こんな僕でよければ・・・」とプロポーズするのだった−
57402 ウェディング 3〜4
理想の結婚とは1:01:55
 日本に滞在していたユンスとジニがソウルに帰国した。
ジニはユンスにプロポーズし、ユンスは戸惑いながらも受け入れる。
一方、セナとスンウの間ではぎくしゃくした関係が続いていた。セナはいつまでも手もつながず、自分を「さん」づけでしか呼ばないスンウのよそよそしい態度が気になっていた。
また、スンウは家をプレゼントするというセナの両親の申し出を受け入れることができずにいた。
そんなさなかユンスを紹介されたセナは、スンウとユンスの話し方や雰囲気が似ていることに驚く。
ユンスはスンウと似ているだけでなく、スンウが好きな温かで穏やか雰囲気を持った女性だったのだ。
そしてスンウとユンスの会話を偶然聞いてしまったセナはショックを受けるのだった−
価値観の違い1:02:19
 気持ちが揺れ動きながらも、スンウとセナは結婚の準備を着々と進めていった。
しかしセナはスンウのロから出た言責が気になって仕方がない。そして不安に駆られるのだった。
スンウもセナの友人に「セナに愛情はないの?」とたずねられ、はっきりと答えることができずにいた。
結納の準備も進んでいたが、セナの家族が提示した金額を、スンウの母は「こんな大金を受け取ることはできない」と断ってしまう。 考え方や育った環境の違いからくる溝がたんたん大きくなるのを感じ、スンウを好きになるのをあきらめようとするセナ。
そしてセナは両親に「結婚式をキャンセルしたい」と告げる。
その一方で、スンウは自分の気持ちを整理し、セナとの結婚を前向きに捉えようとし始めていたのだった−
57403 ウェディング 5〜6
結婚式、そして初夜1:02:14
 スンウに二度と会えなくなる辛さを感じたセナは、スンウの過去を気にするのはやめ、結婚することを心に決めた。
ユンスも寂しさを感じながらも2人の結婚を祝福した。
そして結婚式の日、皆から祝福を受けて幸せいっぱいのセナは、ユンスから婚約者ジニを紹介される。ジニに会って動揺するセナ。
実は、ジニはセナにとって忘れられない思い出の人だった。かつて旅先のイギリスで出会った彼に、恋愛感情のような気持ちを抱いたことがあったのだ。
スンウに本当のことを話す勇気が出ないまま日本に新婚旅行に行ったセナは戸惑いを隠し切れない。
そんなセナに、スンウは特別な夜だからと3つの願いを叶えてあげると言う。
セナもまた、スンウに3つの願いを叶えてあげると約束するのだった−
知られたくない過去 1:03:04
 イギリスでの出来事をジニも忘れてはいなかった。
新線旅行で日本に滞在中のセナのもとに突然現れ、イギリスでのことを黙っていてほしいと頼むジニ。ユンスを傷つけたくないからだ。
一方、セナはジニの出現に動揺し、新婚旅行中もスンウを自然体で受け入れることができなかった。
韓国に戻り、これから過ごす2人の家で幸せな新婚生活を思い浮かべるスンウとセナ。
しかし、そんな時間も束の間、スンウの母親が病気で倒れたとの連絡が。
スンウはセナの両親との食事会をキャンセルし、ユンスもまたジニの親族との顔合わせに出席せずスンウの母親の元に駆けつけた。
スンウとユンスはお互いにけじめをつけようと話し合うのだった−
57404 ウェディング 7〜8
理想と現実1:02:27
 セナはスンウに、結婚前に好きな人がいたことを告げる。
そのことをスンウは静かに聞き入れはしたが、セナとの心の距離は広がるばかりだった。
仕事で帰りが毎晩遅くなり夕食を一度も一緒に食べることがないスンウに対し、セナの不満は募るばかり。
一方、ジニはユンスに別れを切り出した。
ジニと別れることを決意するユンス。
そんなある日、セナはユンスを訪ね、相談を持ちかける。
ユンスは、スンウがセナによそよそしいのは、セナの過去に嫉妬しているせいだとアドバイスするが、結婚生活を一生懸命前向きに考えようとするそんなセナの勇気をうらやましく思った。
そして、自分も勇気を持って向き合いたいと思うのだった−
夫婦らしく…1:02:14
 ユンスはジニとの別れを受け入れながらもスンウに抱いていた気持ち、そして、ジニに抱いていた気持ちを告白する。
そんなユンスに、ジニは「別れようと言ったのは本気ではない」と言い出し、引き止めることに。
ユンスもまた、少しずつ変わり始めるジニを手離したくないと思うのだった。
セナとスンウの関係も、不満から怒って酔っぱらったセナをスンウが優しく介抱したことがきっかけで良い方向に変わり始めていた。
しかし、セナはスンウが昔好きだった女性が誰なのか、気になって仕方ない。
過去の女性関係の手がかりを探ろうと思っても、スンウの持っている女性の写真といえばユンスのものばかり。
スンウの母親とも実の親子のように仲が良いユンスに対し、セナはだんだん嫉妬を感じるようになる−
57405 ウェディング 9〜10
つもる不信感1:02:45
 スンウ、セナ、ユンス、ジニが一緒に会うことになった。
セナの父親がスンウとセナのために用意した家で会う4人。
ユンスは素敵な家を贈ったセナを可愛いと言うと同時に、スンウに「今まで守ってくれた恩返しをしたかったけど、セナさんがいるから大丈夫ね」と感傷的に語る。
ジニは久しぶりに会ったセナに対し、イギリスで一緒に撮った写真を今も持っていると話し、セナを困らせるのだった。
その夜、仲の良いスンウとユンスの姿を見たセナは、自分がスンウにとってのユンスのように大切な存在になり得ないと感じてしまい、悲しみにうちひしがれる。
そして、セナはどんなスンウの優しい言葉も、もう信じられなくなってしまうのだった−
10ユンスへの嫉妬1:01:08
 スンウが好きだったという女性が実はユンスだったと知ってから、セナはユンスの存在が前よりもさらに気になるのだった。
セナはユンスを訪ねた際、スンウとユンスの仲に嫉妬していたことを告白する。
そんなセナの気持ちに気づいたユンスは、結婚するまでスンウとスンウの母親に会うのはやめようと心に誓う。
スンウもまた、ユンスのジニとの結婚が近づくにつれ、寂しさを感じていた。
そんなある日、ユンスの元にやって来たスンウの母親が、心臓発作を起こしてしまう。
スンウの母親は病気のことをスンウには黙っていて欲しいとユンスに頼む。
スンウの顔を見るなり泣き出し、抱きつくユンス。
そんな2人の抱き合う姿を目の当たりにし、たまらなくなったセナは、思わず我慢していた一言を口に出してしまうのだった−
57406 ウェディング 11〜12
11失意のセナ1:02:23
 ユンスとスンウの母親の仲が良すぎることが受け入れられないセナ。
たまりかねたセナは、遊びに訪れたスンウの母親に、スンウやスンウの母親がユンスを好きなことがイヤだと訴える。
一方、ユンスは倒れたスンウの母親の看病をしたいとジニに伝える。
ジニは自分よりもスンウの家族を優先するユンスに理解できないでいた。
ユンスとスンウは、自分たちのせいで状況がこじれていくのを感じて、互いにもう会わないことを決めるのだった。
スンウとユンスが自分たちの関係を整理するにつれ、ジニとユンス、セナとスンウの闇係は徐々に修復していく。
ところが、一見すべてが上手くいき始めたかに見えたある日、ユンスはジニのポケットから出てきた数枚の写真を目にする。
昔外国で撮られたその写真には、意外な女性が写っていたのだった−
12ユンスの苦悩1:00:36
 イギリスでセナと出会った過去を問いただすユンスに対し、ジニは事実を認める。
動揺したユンスは会わないと決めたはずのスンウの元に行った。
しかし、セナとの結婚生活の悩みを話すスンウを見ると、ユンスは何も言うことができなかった。
ユンスは病気を患うスンウの母親のそばにいるために田舎に戻って仕事をしようと考えていた。
ユンスからその話を聞いたジニは、いつも自分よりもスンウやスンウの母親を優先するユンスに別れを告げる。
ジニはセナに「俺とユンスが別れたのはイギリスでの出来事のせいだ」と語る。
一方、再びスンウの元を訪れたユンスは、自分がジニと別れたのはスンウのせいだと告白する−
57407 ウェディング 13〜14
13別れの決断1:00:24
 スンウヘの気持ちを告白したユンス。
しかし、彼女はスンウヘの愛情は過去のものとして、田舎に戻ることを決めていた。
セナとスンウは田舎にいるスンウの母親の見舞いに行き、彼女の病状が手術ができないほど悪いということを知る。
落ち込んでいるスンウを慰めることができるのは、ユンスしかいないと思うセナ。
しかし、そんなセナにスンウはもう一度自分を信じて欲しいと訴える。
ユンスもセナにつらい思いをさせたことを詫び、セナは傷ついていたのは自分だけではなく、皆も複雑な気持ちに耐えていたということに気づく。
そしてそのことが逆にセナにとって負担となってきた。
これからもスンウとユンスを信じられず、その苦しみに終わりがないと感じたセナは、スンウにr別れよう」と言うのだった−
14明かされたセナの過去1:01:45
 セナは、スンウの母親とユンスを訪ねた。
セナはユンスに、スンウと別れることを告げに来たのだった。
また、実家に戻ったセナの元気がない様子に、セナの両親もスンウとの不仲を疑い始める。
一方、スンウはユンスとの関係が完全な過去になる前に、セナと結婚したことを過ちだったと感じるのだった。
そんなスンウはジニに会いに行き、ユンスとの
関係を修復するように勧めるが、逆にジニに自分の気持ちに正直になってユンスを守るようにと言われてしまう。
そして、ジニはついにセナとのイギリスでの過去をスンウに明かす。
スンウたちの関係が複雑さを増す一方で、スンウとセナの友達の間では徐々にいくつかの新しい恋が芽生え始めていた−
57408 ウェディング 15〜16
15それでも守りたい結婚1:02:52
 セナとジニの過去を知ったスンウは動揺を隠せない。
2人の状況を知らないスンウの母親は、スンウに「結婚とは過去を捨て2人で新しい未来をつくること」と諭す。
そして、セナのために料理のレシピが書かれたノートを準備するのだった。
その頃、ユンスは一人で日本に行こうと考えていた。
また、外交部ではスンウに海外派遣の話が持ち上がる。
スンウは海外派遣までにセナを説得できるのか不安に思うのだった。
セナはスンウとの緒婚生活をあきらめようとしながら、スンウの母親に会いに行く。
セナから、スンウと結婚を決めた理由を聞き、セナに感謝し安心に思うスンウの母親。
そんなある日、スンウの母の容態が急変する−
16悲しみのスンウ1:01:42
 お葬式の席でセナは、大好きだったスンウの母親のために嫁の役割を一生懸命に果たしていた。
そのお葬式の場で、ユンスとジニは久しぶりに再会する。
ジニはユンスにスンウのことだけを考えろと話す。
そう言いながらもジニは心が張り裂けそうな思いだった。
ジニとも別れ、母観代わりだったスッキを失ったユンスの心の中で、いっそスンウについて外国に行きたいという気持ちが高まっていた。
一方、スンウはセナにアメリカへの海外派遣についてきてほしいと言う。
セナは「ユンスがスンウについていくかもしれない」とジニから伝えられ、スンウの海外派遣までに気持ちを整理しなければと思うのだった−
57409 ウェディング 17〜18
17それぞれの決心1:02:36
 ユンスからアメリカに一緒に行きたいと告げられたスンウは、自分にとって本当に大切なのはやはりセナだと気づく。
スンウはセナに気持ちを伝えるが、セナはスンウのもとを去っていく。
そして初めて両親に自分たちが別居していることを明かした。
離婚届も準備していたセナだが、実は心の中ではまだスンウとの今後を迷っていた。ユンスに会いに行き、気持ちをぶつけるセナ。
ユンスはそんなセナに、スンウの母親がセナのために書いたノートに自分が加筆して渡し、一人で日本に発とうとする。
またセナのもとには、スンウのアメリカ行きが急に早まることになったという知らせが飛び込んできた。
気綿ちを整理するべきか、一緒にアメリカに行くべきか…。まだ心の準備ができていないセナは焦るのたっだ−
18永遠のウェディング1:00:33
 スンウがアメリカに出発するという日、セナは急いで空港に行き、スンウに愛していることを伝えた。
セナの気持ちが分からず、説得にどれほどの時間がかかるのかも分からなかったスンウは、アメリカへの長期派遣は既にあきらめていたこと、そして、この結婚を守りたいとセナに告げる。
2人の閤係を心配していたセナの両親も、仲直りの報告を受けてひと安心だ。
また、ユンスも勇気を出して自分からジニに連絡をとって再会し、ジニと一緒にいたいと正直な気持ちを告白した。
ジニはアメリカで2年間を過ごす海外勤務にユンスを連れていこうと決める。
それぞれが紆余曲折を経てたどり着いた、新しいスタート。
そして、スンウとセナの友人たちの間で芽生えていたいくつかの恋も、実を結ぽうとしていた−